01(ゼロワン)
ダーツプレイヤーが最も多くプレイするゲームと言っても過言ではない「01(ゼロワン)」ゲームです。
ルールは簡単で、カウントアップとは逆で点数を減らしていって、ちょうど0にするゲームです。先に0にした人の勝ち。
※この「ちょうど0」というのがなかなか難しい・・・
スタートする点数は「301」「501」「701」「901」「1101」「1501」という風に、必ず下2桁が01(ゼロワン)になっています。
ラウンド数はお店により異なりますが、501までは10ラウンド程度、901までは15ラウンドといったところでしょうか。
初心者は301か501をお勧めします。
それ以上の点数から始めると、規定ラウンド数以内にあがることができない可能性が高いので、面白さが半減します。
このゲームもブルは内外で区別なく50点ですので、点数を減らす基本はブルを狙っていきましょう。
注意しないといけないのは、50点以下になったときです。
例えば残り点数48点のときにブルに入れてしまうと50点なので、点数がオーバーします。
そうなると、「バースト」といい、点数が48点に戻り、次のプレイヤーにチェンジします。※バーストした段階でプレイヤーチェンジです。
チェック(アウト)の仕方
では残り48点で順番が回ってきたときはどうすれば?
私ならまず、16のトリプルを狙います。(48点)
これが1発で入れば、そのまま勝ち。
ではトリプルを狙ったけど、16シングルに入った場合は、残り2投で32点残りです。
ここは16ダブルの少し内側を狙います。
16ダブルに入れば32点なので、そのまま勝ち。
少し内側を狙っているので、シングルに入る可能性もあります。
シングルに入れば、次は16シングルを狙います。入れば勝ち。
ここで重要なので、「2投目でダブルのシングル寄りをイメージ」しているところです。
32点なので、かっこよく16ダブルであがりたいところですが、万が一枠の外へ刺さってしまったら(アウトボード)0点です。
そうなると3投目は確実に16ダブルに入れなければなりません。
ダブルのシングル寄りを狙えば、外れてもシングルに入る可能性が高いです。
投げ始めた時はとにかくフィーリングで気持ちよく投げていていいと思いますが、投げているうちに勝ちたくなる・・・
そうなるとこのように「リスクがすくない打ち方(投げ方)」という考え方が重要になってきます。
初心者のうちは、とにかくブルと「入れたいシングル」の練習が必要です。ダブル、トリプルにとらわれているとなかなか上達しません。レーティングも上がりません。我慢してシングルチェックです!
ダブルイン、ダブルアウトなどのオプション
この01ゲーム、様々なオプションが付けられます。
そのなかで、よく設定される代表的なオプションをご紹介します。
【ダブルイン】
ゲームは501だとします。もちろん点数は501点からスタートします。
では、1投目!ということでブルを狙って外れて20点に刺さったとしましょう。
ダブルインオプションを付けている場合は、この20点は点数になりません。
まず、どこかのダブルを入れる必要があります!
ダブルを入れるまでは501点から永遠に点数は減りません(笑)
ダブルインの場合は、がんばってダブルを狙いましょう・・・
【ダブルアウト】
これはチェックするとき(あがるとき)に、必ずダブルであがらないといけません!
残り20点!よし、20シングルへ入った!→バーストです(笑)
残り20点の場合は10ダブルであがれます。必ずダブルです。
※残り1点にしてしまった場合もバーストです。ダブルがないので。。。
【マスターアウト】
ダブル、もしくはトリプルであがらないといけません。
ダブルアウトよりもトリプルが追加されているので、多少気持ちは楽ですね・・・