ダーツの構造
ダーツの矢(単にダーツと呼ぶことが多いです)は、大きく4つの部分に分かれています。
※ソフトダーツについて解説します。
上図のように、ダーツは4つに分解できます。
左から、
・実際にダーツボードに刺さる「ティップ」 ※チップと言う方が多いです。
・ダーツ本体である「バレル」
・バレルとフライトを繋ぐ「シャフト」 ※長さ太さに多くの種類あり。
・ダーツの飛びに大きく関係する「フライト」
です。
簡単に選び方を説明しておきます。
バレルとティップの種類に注意!
バレルの種類には大きく分けて2種類あります。
※重さ・大きさ・形の違いではなく、根本的な構造の違いです。
「2BA」と「4BA」の2種類ですが、下の写真を見てもらえば分かりやすいと思います。
ソフトダーツが流行り出したころは、ほぼすべて2BAばかりでした。
ではなぜ4BAが出てきたのかと言うと、ハードダーツに関係があります。
ハードダーツはティップ(ハードではポイントと言いますが)が金属です。ソフトダーツはプラスチックです。
当然金属の方が重いのですが、できるだけハードダーツに近いソフトダーツを作るというコンセプトから生まれたのが4BAです。なのでバレルの先のネジが出ており、前が少し重くなるように設計されています。
ただ、今でもソフトダーツは圧倒的に2BAが主流です。種類も多いし、周りをみてもほとんどが2BAです。
私は4BAも投げるのですが、「ティップが弱いな・・・」と感じることがよくあります。4BAのティップはプラスチックの量が少ないので、比較的早くだめになってしまうような気がしています。(どちらにしてもティップは消耗品です)
気に入ったものを購入するのが1番ですが、2BAには2BAのティップ、4BAには4BAのティップしか取付ができませんのでご注意ください!
シャフトとフライト
次にシャフトとフライトの説明です。
シャフトとフライトも大きく分けて2つの構造があります。
まずは下の写真を見てください。
上側の青い文字で書いてある方が、今人気があるFitFlightという種類です。私もこれを使っています。
FitFlightが出るまでは、下のシャフトとフライトを使っていたのですが、ダーツを投げている最中にたまにフライトが取れるんですよ・・・
その度にまたフライトをシャフトに刺して、とやっているのですが、慣れていないと意外と時間がかかったりします。
FitFlightは、まず外れません。外れたとしてもすぐに取り付け可能です。
・・・めんどくさがり屋の私は、もうFitFlightは手放せません・・・
ただ、FitFlightは難点もあります。
フライトの形が固定されているので、従来のフライトのように折りたたむことができません。・・・つまり持ち運ぶときにかさばります。
ダーツを分解せずに収納できるケースや、FitFlightを収納できるフライトケースなどが必要ですので、ご注意ください。